Re: そういうことか!

投稿者:高橋かしこ

このようにNOTEBOOKへのコメントを
この掲示板に投稿する方もけっこうおられるので
NOTEBOOK自体にコメント機能があったほうがよいようにも思うけども
せっかくの掲示板が閑散とするのも残念なので
このままでもよいように思う春の日。

「そういうことか!」というのは、同じ40代としては耳が痛い話である。
「40の坂」というのも相当に耳の痛い話ではあったけれども、
今回はまさに「わたしのことか!」と思うほどに耳が痛い。
自分は引用されていた内田樹先生の言うところの
「原則的な人」そのものではないかと思われる。
そうしたことにも気づかず暮らしていたほうが幸せだったと思うほどである。
(大袈裟か)

しかし、40歳を過ぎて「ブレークスルー」というのもなかなか難しい話だ。
「ブレイク・オン・スルー」を聴きながら常識への反骨を誓っていた中学生ではないのだ。
自分自身の原則というか準拠枠から意識的に逸脱を試みようとしても
自分自身を律してきた倫理観を敢えて踏みにじろうとしても
そうそううまくはいかない。
この年代は高橋源一郎の言うところの人生の「端境期」なのかもしれない。

そう考えると、仕事のスタイルをいったん壊して再構築することを
自ら課しているような今 敏というひとのすごさが余計にわかってくる。

と、オチもなく唐突に感想は終わります。
さて、仕事に戻らねば。


コメント

“Re: そういうことか!” への4件のフィードバック

  1. あら。かしこがそう思うのか。そうか。

    それまでに積み上げてきたもの、大事にしてきたものに対して「なんだこんなもの」という態度を取った方が実りがあるらしい、ということを私は「ヒラサワのギターに対する態度」に学んだつもりだ(笑) いや、冗談ではなく。
    何でもかんでもとにかく捨てていって、捨てようとする自分さえも捨てる、というのが曹洞宗の開祖、道元の禅であるというようなことを司馬遼太郎が書いていたような気がする(うろ覚えだが)。
    そんな禅の境地は遥かな彼岸だが、しかし、せめて何事に対しても執着しないという態度でいた方が、却って必要なものがやってきてくれるという実感はあるかな。
    捨てると次がやってくる。不思議なものだ。
    愛着は持っても執着しない。
    自分のモットーにしているわけではないが、結果的にそういうあり方になってきた気がする。
    以前に比べて随分と気が楽になったように思う。

    「ブレークスルー」というと大げさかもしれないが、要するに自分をバージョンアップ「し続ける」ためには、自分の「外部」を意識し続けることなんじゃないかと思うな。
    「これでいいや」とか「これこそがいい」と思うことが自閉だからね。

    それまで「これでいい」と思っていたことを、必要ならごっそりと根本的なところから書き換えることも辞さない勇気(というと少々恥ずかしいが)を持っていたいものだ。
    って、自分がいま抱えているシナリオのことかよ(笑)

    さ、私も仕事しよ。

  2. 高橋かしこのアバター
    高橋かしこ

    > 私は「ヒラサワのギターに対する態度」に学んだつもりだ(笑)

    う〜ん、あの方はもうちょっと過去の財産を大切にしても
    いいんじゃないかと思うくらい、潔く切り捨てるよね(笑)。
    未来に面白いことややりたいことがいっぱいあるのに
    過去になんかこだわってられっかという態度。
    こればっかりは才能ですな。

    > 捨てると次がやってくる。不思議なものだ。

    形から入るのも大切なので、部屋にたまってるガラクタを
    どんどん捨てたり売っぱらったりしてしまうのもいいかなと思ったり。
    気分壮快なので、気がつくと必要なものまで捨ててたり。
    禁断の押し入れ整理に着手しようとして思いとどまったり。

    > 愛着は持っても執着しない。

    名言ですね。
    本日から座右の銘とします。

    > それまで「これでいい」と思っていたことを、必要ならごっそりと
    > 根本的なところから書き換えることも辞さない勇気

    自分のこだわってる従来の価値観を根底から破壊するために
    たとえば、カラオケ・ボックスへ行って倖田來未の曲を
    歌ってみるとかしてみるとどうかとか思ったり。
    あ、そういう意味じゃないか(笑)。

    とりあえず、今作ってる単行本では、いつものようにきっちり
    台割を組むところから始めずに、行き当たりばったりで
    セッション風に構成していくとどうかとか
    思いつきだけで言ってますが、そんなことやってると
    いつまでたっても本ができない気もします。
    と、その前に、ここのWebをデザインされた方、早く連絡ください。

  3. デザインしたかもしれない男のアバター
    デザインしたかもしれない男

    あーー、これオレのことだよ。
    かしこさんの最後に「早く連絡ください。」って
    言われている人。
    オレのことなんだよなぁ、たぶん。

    ただただでたらめに生きてきてしまいました。
    「出鱈目に生きる」ってことに原則的だったのかもしれない。って思うほどです。
    こんなふうになってしまいました。
    40どころか50に手が届きます。

    あそこの今までにないコメント欄の活況に、
    世の中には奇妙な人がいるものだな。
    とか思いますけど、動向も気になってしまう自分が恥ずかしいです。
    こんなふうになってしまいました。
    昔はいいヤツだったのに。

    連絡します、すみません。

  4. 何のことかよく分かりませんでしたが、「あそこの今までにないコメント欄の活況」をチラチラと覗いて来ました。
    私には全然動向が気になるようなものでもありませんでしたが、まったくもって「世の中には奇妙な人もいるもの」ですね。
    どうしてそんなにエネルギーがあるんだろう。羨ましいなぁ(笑)
    私なんか仕事で文章書いているだけで手一杯だけど。

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